５月の表紙
永住寺のクロマツ 愛知県 新城市 裏野 永住寺 |
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最大の株：幹周4.15ｍ、樹髙30ｍ、左手前の株：幹周3.17ｍ、樹髙22ｍ、左手奥の株：幹周3.64ｍ、樹髙26ｍ
「新城設楽の巨木・名木」に選ばれているが、環境省のデータには載っていない。前述の資料には4本のクロマツ大木がある事になっているが、訪問時には3本になっていて、山門裏の参道左側に大きな伐根が残っていた。3本のクロマツ全体での樹冠は３０ｍを越え、航空写真でみると森のようである。向かって右の株が最大で、根本は非常にがっしりとした印象で、地上７ｍ程で双幹に分かれているが、それぞれの幹は真っ直ぐ上に伸びて樹髙３０ｍに達している。枝張りもなかなかに広く、枝先はとがっていることから、まだまだ旺盛な成長を続けていることが見て取れる。見事な大木である。昨今、これほどの大木らしい大木は少なくなっているので、貴重な存在である。二股で樹髙が高いという特徴が、台風に対して脆弱なので少々心配である。樹齢については比較的若く、180年位であろう。２０１２
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