７月の表紙
沖飯詰の松 青森県 五所川原市 沖飯詰字男鹿159番地 |
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根本くびれ部周５．６６ｍ、幹周り３．５０ｍと３．７７ｍの２株、樹髙１１ｍ、枝張り２０ｍ、推定樹齢２００年
環境相データベース以外の資料が見つからず、たどり着けるか不安であったが、田園地帯に孤立していて遠方からも一目瞭然であった。根本は一つになっているが２株が絡んで成長した様にも見え、環境相の幹周６．８ｍというのは2本の幹の合計か分かれた部分を強引に測ったものと思われる。根元の太さの割に樹髙は低く、枝張りもそれ程ではない。ずんぐりむっくりの幹であるり、多くの傷がある。幹内部に傷があると、それを補うようにその部分の周囲が肥大することがあるが、この樹の根本付近の不自然な膨らみは、そのせいかもしれない。西日本の名松とは比較にならないが、青森のクロマツとしては比較的枝振りが見事であり、枯れ枝の木理も年代を感じさせるものであったので、そこそこの樹齢だと思われる。２０１１
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