９月の表紙
森山地蔵様のクロマツ 青森県深浦町森山 |
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幹周囲４．９２ｍ、樹高２３ｍ、枝張り２６ｍ、推定樹齢１５０年
国道101号線のすぐ西側の畑の中、山裾に位置している。国道からもよく望むことが出来、実は以前に通りがかった時にも「大きい木があるな。」と気づいてはいた。しかし、樹形から「かなり若い木だし、たいしたことは無いな」とあえて調査をしなかった。ところが、国内最大級のクロマツであるとの報道がなされて驚き、今回訪問することにした。報道の写真から得ていた印象よりはずっと立派な樹であったが、主幹は高さ２ｍ程度で３大幹に分かれて広がっていた。それぞれの幹の直径は１ｍ程あり、枝先はよく伸びているが、幹・枝のうねり・屈曲はほとんど見られず、老松の雰囲気は感じられない。樹皮の様子もしかり、成長途中の若い樹であることを示している。
公称値の幹周６．１５ｍは高さ１．３ｍの箇所を強引に計った値であり、根元付近では４．９２ｍにすぎなかったが、枝張りは２４×２６ｍほどあって見事なものである。あと150年も経てば全国的な名木となるであろう、名木候補木との印象を持った。２０１１
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