１月の表紙
のたり松 静岡県 島田市 井口大井八幡神社 |
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根元周３．１３ｍ、胴回り３．２３ｍ、東の幹周２．８０ｍ、西の幹周２．７２ｍ、枝張り東西２６ｍ、南北１６ｍ。市指定天然記念物
大井神社の正面、西側１００ｍくらい先の水田の中に孤立して成育している。地上近く２大幹に分かれて地を這い、うねりながら頭をもたげ、枝を垂らしている。まさに、のたうちまわる大蛇の如くである。傷はあるものの活力自体は問題なく。周囲の敷地を完全に確保した保存方法にも問題は無い。県指定に昇格すべき名木と感じた。2003
久しぶりに訪ねてみたが、健在であって安心した。周辺の環境も変わりなく、根元近くの傷の補修も施されていた。「のたり松」のように３６０°どこからでも全景が見渡せる巨木などなかなか無いのではないか？亀甲模様の樹皮と合い混じり、老松の趣がとてもここち良い。周囲のフェンスが味気ない気もするが、あまり贅沢をいっても仕方あるまい。見かけを気にしすぎて、樹木の生育に悪影響を与えては元も子も無いのだから。最近、みっともないからと支柱や銅板を撤去する風潮があるが、それらの果たしてきた役割を正確に判断してからでないと、重大な結果を招くことにならないか？と危惧しているところである。2008
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