２月の表紙
山門傘松 宮城県 志津川町入谷 桜葉沢 普門院 |
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幹周5.30ｍ、樹高23ｍ、枝張り28ｍ、推定樹齢200年、町指定保存樹
歌津側のからのアクセス途中、払川の集落を通りかかった。貞任山の中腹に、枯れ果てて幹ばかりの姿になりながらも樹林から頭一つ抜き出している「紅葉ヶ岳の傘松」を見つけ、覚悟していたとは言え悲しい現実をまた一つ知ることになった。坂の貝峠にはアカマツの大木が群生していたが、その多くが枯れて伐採されているところであった。これでは目指す傘松も望み薄だな・・・と思いつつ、管理者のしっかりしたお寺だったら対策をしてくれているかもしれない。との期待を胸に曲がりくねって解りにくい道を右往左往しながら近づくと・・・ありました。遠目にも解る松巨木の樹冠が・・・もこもことした完全な半球型の樹型をしたアカマツらしい大木であった。
樹勢も問題なく、存分に枝を広げて存在感を放っていた。枝振りを見ればそれ程古い樹では無い事が解るが、５ｍを超える幹周りの迫力は素晴らしい。周辺の松の多くが枯死しているのに良く残ったと思っていたら、グリンガードの注入木であった。
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