１２月の表紙
箱崎神社のアカマツ群 岩手県釜石市箱崎町箱崎 |
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幹周5.71m,4.27m,3.84m等7本のアカマツ大木が群生している。
先に白浜の「天狗松」を見て、帰りに箱崎神社に寄ることにした。通りがかりに見ただけでも、大木が何本かあることが解ったので期待していたが、境内にはいると杉の大木もあるが、赤松の大木は海側に固まっているようだった。神殿裏の斜面から近づいていくと、なにやらとてつもない影が見えるではないか。赤松群の中では一番高い位置にあり、途中から双幹に分かれているが根元は完全に単幹である。急斜面に立っているので正確な測定は困難であったが、根元上のややくびれた部分の幹周囲は５，７１ｍもあった。地上1.3mまでで最も細くなった部分の幹周、という規定を当てはめると、アカマツとしては「山神様の大松」に次ぐ存在だと思われる。分かれた幹はそれぞれ多くの枝に分かれて樹幹を形成していて、荒々しい枝振りであり、折損した大枝もあるのだが、樹勢の良さから余り目立たない。このような掘り出し物が隠れているとは、岩手県恐るべし。２００９
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