１０月の表紙
アカマツ巨木の森 岩手県 山田町 船越 |
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船越の半島の山中に、「真鶴岬のクロマツ群」のアカマツ版ともいえるアカマツ巨木の森があった。霞露ヶ岳の北側海岸沿いには、尾根上に巨木群が点在していた。また、多々羅山の南側海岸沿いにもまとまった巨木群生地があった。ここのアカマツの特徴として、多くの株が地上数ｍから幹分かれしていることが挙げられる。樹齢はさほど古くない印象を受けたが、１０分ほどの散策で数十本の巨木（周囲３ｍ以上）を確認出来た事から考えても、山中全体のアカマツ巨木は相当な数（数百本）にのぼるものと思われる。
目に付いた大きめの株で、幹周囲３．９９ｍ、樹高２７ｍ。幹周囲３．９７ｍ、樹高２３ｍなどであった。これらはごく限られた範囲の調査で得た結果なので、もっと大きな株も存在しているのであろう。
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