１１月の表紙
賣布神社の黒松 松江市 和多見町 賣布神社 |
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賣布神社は、松江市街地の真ん中を流れる大橋川ほとりに位置し、クロマツを中心とした樹木で覆われている。その中に３本の大木が存在していた。
斜めに傾いた神木が最大の株で、幹に空洞が存在するものの幹周５ｍ、樹高１８ｍ、枝張り１６ｍ程ある。幹に直角に計ればもう少し小さい値になると思われるが、根本を覆う塀のために測定不可能であった。御手洗場脇に２本並んで立つ直幹の株は樹勢も良く、最も目立つ存在となっていて、それぞれ、幹周３．３２ｍ、樹高２１ｍ、枝張り１５ｍ。幹周３．２８ｍ、樹高２２ｍ、枝張り１５ｍ程ある。
質・量ともに豊富なクロマツ巨木が存在していた松江の街も、１９９０年代からマツ材線虫病の被害が及ぶようになり、松江城のマツ巨木を始め、かなりの数が枯損してしまった。そんな中、賣布神社のマツは樹幹注入によって守られていたことを付記しておく。２００５
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