６月の表紙
赤松千本原 宮崎県 えびの市 えびの高原 |
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霧島高原の一部には赤松を中心とした自然林が広がっている。特に赤松千本原と呼ばれる地域には、樹齢３００年を超える赤松大木が群生している。おそらく人為が加わらずに成林した赤松林としては、国内屈指のものであろう。また、樹林を構成する樹木の樹齢においても国内最高に近いものと考えられる。幹周りは２ｍ内外のものが多いが、４ｍを超える株も存在している。樹高は比較的低く、２０ｍを超えるものは少ない。厳しい自然条件の下で生育してきたためであろうが、そのおかげでマツノザイセンチュウの被害から免れ、今日まで生き延びて来たともいえよう。
 
年輪幅は狭く１㎜にも満たない。周囲２ｍ未満でも樹齢は３００年を超えている。
この写真はえびの高原の一般的な赤松林であり、大変美しい樹林であるが、比較的樹齢は若い。 |
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