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幹周４．６９ｍ、樹高１８ｍ、枝張り２０ｍ 町指定天然記念物
カラマツ植林地の中、未舗装の林道沿いに立っている。主要道からは全く見えないが、林道を使わずとも、それらしき入り口から林内を真っ直ぐ歩いて登れば、１０分足らずで到着する位置にある。天狗松の名に恥じぬ見事な兜状の樹冠をもった、素晴らしい貫禄の赤松であるが、周囲の雑木、植林木に被圧されて枝先から枯れあがって来ているのが心配である。もう少し周辺の整理、支障木の伐採をしても良いのではないか。かっては草原に孤立した大木だったということなので、せめて周辺だけでも昔の生育条件に近づけてあげたいものである。
このように、かっては孤立した大木であったものが、周囲の植林（主にカラマツ）によって枝先を枯らし、衰退してきている事例は他にもかなり多くあり、もう少しかっての山の神を大事にする心があっても良いのではないかと、一人嘆いたりしている。
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