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富士山のすそ野には広大な赤松の美林が広がっている。その中でも随一、全国でも有数の赤松群が残っているのが、この「諏訪ノ森」です。元々は１６４０年頃の防風林として植えられたものであると云われていますが、良材、大径材がとれると云うことで、過去には何度か伐採に逢い、規模も縮小されているので当時の松はもう殆ど残っていません。現在は２段林の形態を成しており、上段は樹齢２５０年程度の大木数十本がまばらに残り、下段は樹齢１００年以下の赤松林となっています。パインズパークの名称で公園化され、芝生広場の方は多くの人々に利用されていますが、この我が国を代表する赤松美林を散策をする人は、以外と少ないようです。
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