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幹周２．１ｍ、樹高１３ｍ、枝張り１０ｍ、推定樹齢２００年 国指定天然記念物
標高200m余りの美松山の南西斜面一帯に群生している多行松で、古くは江戸の頃より名所として有名である。運動場端の株が最も大きく樹姿も優れているが、隣接するやや小振りな株は、マツ材線虫病に感染したのか、針葉の変色、葉量の減少が見られる。全山多行松の松林かと思いきや、美くし松はかなり本数を減じていて、かっての面影は失われつつあるようだ。ここでもマツ材線虫病の被害が大きく、周辺には被害木が散見され、センチュリーエース・ツーの樹幹注入によってようやく守られている状態であった。周辺の宅地化、普通の赤松の進入など複合的な要因で徐々にその存在は危うくなっているようだ。２００４
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