５月の表紙
相良の根上り松 静岡県 牧ノ原市 相良 |
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幹周約2m、樹高１５ｍ、根上がり３ｍ、推定樹齢280年、他1株、県指定天然記念物
1707年の大津波の時に根元が洗われ、根上がりになった。との言い伝えもあるが、樹齢から判断すれば、その直後に植えられたか、自生したものと思われる。初めてみたときには思わず吹き出してしまった。まるで中空に浮かぶタコのあしのようである。根上りは３ｍにもおよび、なぜ倒れないのか不思議ですらある。必見。以上1993
旧街道沿いに窮屈そうに残っていた。頂部を切り詰め、支柱を追加されながらも、樹勢は保たれている模様。心配していた顕著に伸びた根上がり根も健在であった。住宅の隙間の路地にかろうじて残されている状態であるが、樹木としての活性は失われていない。しかし、こんな状態で良く生き延びていると関心しかり。
なお、昭和初期の写真をみると、周辺には何もなく砂浜の中に並んだ海岸林の様相を呈しており、その中にこの2本の特徴的な樹形と根上がりを確認することが出来た。当時から変わらない根上がり松に感心すると共に、周辺の変わりように大変驚いた。以上2007
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