１２月の表紙
駒の松 山梨県 北杜市 白洲町横手 下原９４７ |
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幹周囲５．２０ｍ、樹高１２ｍ、枝張り２２ｍ、山梨県指定天然記念物
集落外れの三叉路に立ち、背は低いが姿勢整い、枝振りは健全かつ美しい。緩傾斜の開けた土地に位置する独立樹であるため四方からよく見渡すことができる。胸高周囲は5.20mだが、３幹に分かれているため根元付近はもっと細くなっている。樹勢良好にして、その容姿からはそれ程古さは感じさせないので、樹齢２００年程度か。以上1994
剪定によって枝振りが寂しくなった感もあるが、美しいだけでなく、瘤だらけのたくましい姿を見せてくれていた。なお、向かいの山のマツ林にマツ材線虫病の被害木が見られるので、緊急の保護対策が望まれた。以上07.02.12（写真撮影）
必要な対策が採られたはずであったのだが、残念ながら結果が伴わず、現在は枯死を待つばかりの状態であった。近隣の舞鶴松に続き、また1本、この世から松の名木が消える事になるのは本当に残念なことだ。まだ緑の葉が残っているはずなので、この樹に対して少しでも思い入れのある人は、ぜひ、最後のお別れに行ってあげてください。以上07.10.14
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