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幹周７．３ｍ、主幹４．６４ｍ、（以上、環境庁資料値）、樹高１６ｍ、枝張り２９ｍ、（以上、２００５年実測値）
２００５年１０月の今月の表紙で紹介した「アカマツ巨木の森」の中の一本である。２本の合体木というより、根元から枝分かれした多幹の巨木であり、今は亡き岐阜県の「七本松」を彷彿させるが、それ以上に長年の風雪に耐えてきた貫禄というか威厳に満ちあふれていて、幻想的な巨木の森に住む化け物といった雰囲気を持っている。初めて目にした時には思わず「出たー！」と叫んでしまったくらいである。道沿いであるが結構な急斜面に生えているので、幹周りの測定は困難であった。もっとも、複雑な形状をしているため、どこを計れば正確な幹周りになるのか解らないのだが。
 
隣接するスギ、広葉樹に被圧されて枝先が枯れあがって来ているが、これだけの赤松巨木は全国的にも貴重な存在であるため、枝先５ｍくらいは雑木の除去をしてほしいと感じた。 |
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