６月の表紙
おもしろの松 三重県 鳥羽市 畔蛸 西明寺 |
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畔蛸地区の県道のすぐ近くに位置しているのだが、横に広がる樹型のせいか間近に行くまで気づかない。県道脇に殆ど皮ばかりになったタブの老木があり、これが西明寺への入り口の目印になっている。「おもしろの松」の名の通り、枝の殆どは屈曲蛇行して境内の殆どを覆い、さらに外にまではみ出して、やむをえず枝先を切り込まれているほどである。主幹は一本であるが数ｍの所から幾つかの大枝に変化し、その太さは幹より太いぐらいである。初めて見たとき「円通寺の黒松」を思い起こしたものだが、それよりもかっての国天、「弓掛松」と通じるものがあろう。県内一の名木の感あり。幹周3.39m、枝張り27m
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