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幹周4.20m、樹高15m、枝張り20m
土壌の薄そうな、雑木の生える急斜面の尾根ちかくに、赤松の大木が散在している。近年の台風で大被害をうけたのか、治山復旧工事らしきものが行われて、中腹以下は大変な有様である。尾根の赤松も相当の被害を受けたようで、多数の伐根が見受けられた。笠松と呼ばれる最大木は数本に分かれてほうき状の樹型を誇っていたが、根元から半身をもぎ取られてしまっていた。樹勢自体は保たれていたが、腐朽、裂け目等で強度は相当下がっている。もう一本周囲3.5m、樹高15m、枝張り20m程の大木があるが、強風のためか幹に裂け目が見られる。それでも樹勢の衰えは見られない。
なお、この近く、主要道を挟んだ対岸の山の尾根付近にも赤松の大木があって遠く望む事が出来たのだが、見あたらないのでこけたのかもしれないと、地元の人は言っていた。おそらく石神地区のデータにある周囲4.7m、高さ20mの株の事だろう。
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