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| 幹周５．０７ｍ、根回り９ｍ、樹高２９ｍ、枝張り約１５ｍ、市指定天然記念物 |
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根上りの傾向があるが、根元付近の迫力はかなりのもので、単純に地上１．３ｍの周囲を測ると５．９０ｍもの値を
得た。幹はほぼ真上に伸び、１５ｍ程の高さで双幹に分かれている。分かれた幹はさらに上部へ伸びながら枝を広
げ、巨大な傘状の樹冠を形成し、その美しく雄大な姿は平野地区のどこからでも望むことが出来たという。
惜しむらくは２００２年の台風２１号で片側の幹が折れてしまい、樹冠は半分になってしまったことである。この時折
れた大枝が境内に無造作に残されていたが、直径が９０㎝程もあり大変なものであった。また、幹南面にも大枝
（幹）を失ったあとがあり、大傷となっている。このように満身創痍の状態であるが、幸いなことに樹勢の衰えは見ら
れない。２００３
代変残念なことに、マツ材線虫病の被害で２００５年に伐採されてしまった。根元の円盤は「野川まなび館」に展示
されている。２００６
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