「徳島の松」写真集

海南町　松原

大里松原

　延々と続く松林。その長さは四キロにも及ぶ。ざっと五万本が植わっている。海岸線に沿って美しい曲線を描く松原。
　松原の歴史は、町史などによると江戸中期ごろにさかのぼるが、古木はほとんどなく、数十年以下の若木が殆どを閉めている。わずかに、八幡神社近くの松林内１本、学校校庭に２本、初代のものと思われる大木が存在している。大里松原は枝を張った大木３本と、１００年前後の直立木（25m位）、５０年以下の植えられて間もない若木群の、３段階の樹齢構成に分けられるようだ。 2003

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