赤松千本原 |
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日本に残された唯一とも言える天然赤松大木林であるが、相当規模が縮小しており、千本原というイメージからは離れつつある。標高の高さから松枯れ病の被害は免れているものの、道路開設の影響か（排気ガスではなく、生育環境そのものの変化と工事に伴う根切りなどの影響）、かなり本数を減じている。
林冠はスカスカの状態で、過去の状態を知る専門家の人たちも嘆いている様だ。私は過去の状態を知らないのだが、なるほど昔の写真と比べればかなり寂しくなっている。とはいえ、部分的には周囲2m～4mの大木が林立しており、樹齢に関しても直径60㎝程の伐根で年輪が340程確認できたので、古いものは400年クラスであろうと推定でき、国内有数の赤松天然木群であるのは間違いない。2003
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