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佐那神社は古事記に載っている天の手力王命の降臨した地佐奈にある由緒正しき神社である。この境内の北西の角に、根元の癒着した２本のスギ大木があり、御神木になっていた。境内の最大木であり、樹高は４０ｍ近くあって樹冠層がら飛び抜けて聳えていたのでよく目立つ存在だった。しかし、敷地ぎりぎりに立っているため、危ないとの理由で伐採計画が持ち上がったのである。それではあまりにもったいないということで、樹木医との相談の上、上部を除去するだけに留めることになり、とりあえず保存されることになったものの、樹容は大幅に変化してしまった。伐採後の樹高は２８ｍ程度になったが、２株の総周囲は9.08mもある。2003
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