「京都の松」写真集

宮津市　天橋立

千貫松

幹周4.75m、樹高11m、枝張り12m　
　現在残る松のなかで最も優れた存在と言える。地上近く双幹に分かれるも、西側の幹は遙か昔に枯死し、残る幹も大枝をもぎ取られた傷が大きく穴をあけている。それ故、枝振りも縮小しているのであるが、老松の貫禄十分であり、「千貫松」の名に恥じない名木である。享保11年（1726）の「丹後國天橋立之図」にも「龍燈松」と並んで記載されていることから考えて、樹齢は500年を超えると考えられる。2002

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