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幹周2.99ｍ、樹高5ｍ、枝張り17ｍ
東北新幹線のすぐ西側、新花巻駅の北1㎞くらいの田畑の中にぽつんと存在している。能舞台の背後に描かれる様な樹形で、庭園木として長らく育成されてきたものだと思っていたが、近づいてみると、かって直立していたものが倒壊したものの、そのまま生育を続けた結果、見事な笠松状の樹形になったものであった。故に根元付近は樽をつぶしたように折れ曲がり、内部は空洞化している。倒れた時に下側になった枝は殆ど失ったと見えるが、残った枝が最初からそうであったように、自然な樹冠を再生していて、樹勢も良好である。地元の有志が毎年手入れをされてるとのことで、台風等、物理的な被害が無ければこのまま順調に生育していくのではないか。2009
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