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幹周5.68m、樹高19m、枝張り25m
海岸沿いを走る国道に接して巨大な赤い鳥居がある。岡谷稲荷神社の参道の一つであろうが、その脇の小川沿いにアカマツの巨木があった。根元は完全な単幹であるが、３ｍ程から多くの幹に分かれ、あるものは直上し、またあるものは横に広がり、その樹冠は遠目には巨大なキノコが群生している様である。道路側には枝をほとんど出さず、小川側に枝を張りだしている。しかし、例によって対岸に植えられた杉によって枝の幾つかは被圧されて枯れている。付け根から枯れた大枝もあるので、幹本体の腐朽も心配される所である。
環境庁のデータで幹周りの大きな木はほとんどが多幹のものであり、この木は分岐部の影響を受けていない部分でも幹周りが５．６８ｍあることから、かなりのものと考えて良いだろう。
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