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「千葉県の松」写真集
沼のビャクシン |
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案内はあっても山の陰になっていて少々解りにくい場所にある。境内には小さな社以外に何もなく、このビャクシン
そのものが神社の証しの様なものである。イブキの巨木というのはどうしてこうも成長の履歴が解りにくいのだろう。
複雑に入り組んだ木理が樹齢の積み重ねを表しているはずなのに、枝の切り口の年輪は意外と少なく、年輪幅も比
較的広い。おそらく非常に古い切り跡であって、この木がまだ若かったころの成長部分なのかもしれない。まあ、解ら
ないというのが正解だが、イブキの材は自然状態で非常に耐久性があってなかなか腐らないのには驚かされる。
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